キャットフードを酸化しないように保存するためには

キャットフードの正しい保存方法、あなたは本当に理解していますか?

みなさんは猫にどのような食事を与えていますか?一般的には市販のキャットフードを利用されている家が多いのではないでしょうか。今回はキャットフードの保存方法について、大きく「ドライフード」「ウェットフード」の2種類に分けてご紹介したいと思います。

キャットフードの酸化とは

みなさんは、キャットフードの「酸化」に十分注意して保存していますか?酸化とは、物質が空気中の酸素と化学反応を起こし、性質が変異する現象です。食べ物ではバナナがわかりやすい例でしょう。バナナは時間がたつと皮や実が黒く変色することは皆さんもご存知かと思いますが、あれは「腐敗」ではなく「酸化」です。キャットフードも人間の食べ物と同様に、時間がたつにつれて酸化が進みます。酸化したキャットフードは特有のにおいや味に変化するため、においや酸味に敏感な猫は食べるのを拒否する可能性があります。
、キャットフードの酸化には食べてしまったとしても、下痢や胃痛など消化器系の不調を起こす原因となるため、十分な注意が必要です。

ドライフードの正しい保存方法

正しい保存方法として基本となる3点「空気に触れないこと」「太陽が当たらないこと」「高温多湿ではないこと」をしっかりと抑えることが重要です。
それを踏まえた上でのドライフードの保存方法についてですが、一般的なドライフードの商品は大きな袋に大量に入っていることが多く、開封後同じ袋に保管しているとどうしても袋の隙間から空気が入り、酸化が進んでしまいます。

袋の中に酸化防止剤が入っている商品もありますが、その効果は長くは持ちません。そのため、開封後は密閉性のある保存容器に中身を移し、空気が入らないようにすることが重要です。

おすすめは、市販されているフードストッカーを利用することです。ペットショップでは、保存するだけのシンプルなものから、自動給餌機機能を備えたものまでさまざまなフードストッカーが販売されています。
いずれも酸化を防止するには十分な効果を発揮してくれます。また、容量の大きいものは20~30kgも保存できるため、複数の猫を飼っていて餌の消費が早い家庭でも保管に困ることはありません。

ウェットフードの正しい保存方法

ドライフードと同様、基本となる3点に気を配る点は変わりありません。
ただしウェットフードの場合、開けるまで完全に密封されているため、保存料や酸化防止剤が使用されている商品は少なく、開封した後はその水分の多さもありドライフードよりもさらに早く酸化が進行します。
また、特に夏場は腐敗も進行する可能性があります。そのため先述の通り、開封後は24時間以内に使い切ることが理想ですが、どうしても使い切れない場合は、必ずラップをかけ冷蔵庫で保管しましょう。
ラップで密封してウェットフードの酸化を防ぐと同時に、他の食材ににおいが移るのを防ぐ役割もあります。また、時間が経過したウェットフードを猫に与えるときは、一度自分で匂いをかいでみてください。もし開封直後よりも匂いが悪いと感じた場合は、猫には無理に与えずに捨ててしまいましょう。

商品の説明書きは必ず読みましょう

ここまで、キャットフードの保存方法について大きく2種類に分けて説明してきましたが、基本的には商品に記載されている保存方法を厳守すれば何も問題はありません。現在市販されているキャットフードは年齢や健康状態等に合わせた多種多様な商品があります。
近年需要が増加している無添加の商品などもあり、正しい保管方法は商品毎に異なってきます。

特に、高齢の猫や病気がちな猫を飼っている家庭では、餌の選び方から保管方法まで、素人では判断が難しい場合もあります。そんな時は一度、獣医さんに相談しましょう。ここまで記事を読んで下さった飼い主の皆様には、とりあえず今一度、現在与えている餌の説明書きを見返し、誤った保管をしていないか見直していただけると幸いです。大切な猫が体調不良にならない様、餌の管理には十分注意しましょう。